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3Zi_SkyBall.zip?とSSS?

☆4月3日3Zi_SkyBall.zipに関するIBLライトマテリアル設定のIBL Contrastの説明で、文中と図に間違いがあったので修正しました、申しわけありませんでした。

まずforum3dのお題でレンダ■春眠暁を覚えずと言うのに(眠り姫TY2)というのをアップしてきました。

550Sleeping beauty Ty

TY2用衣装MMH-NeckForTY2はmamomamoさん。
Garden Collectionと桜の木はDAZ。
桜吹雪とテスト用3Zi_SkyBall.zip(下記詳細)は三児でした。
PoserPro2012レンダリングです。

実はこの絵で二つのことを試しました。
一つは今の所PoserPro2012最大の話題のSSS(Subsurface Scatter(表面下散乱))です。
ちょうどkyotaroさんが詳細に前編解説後編解説を書かれています。
特に前編はSSSとは何か基本的な解説になっているのでVueやShade等他CGソフト使用の時にも参考になりそうです。

私はこの解説を読む以前にマテリアルルームのWacroに付いているAdd Skin Subsurface Scatteri...云々と言うのでSSSを試していました。

550SSS01.jpg

①のAdd Skin Subsurface Scatteri...ボタンを押すと②のSubsurface Skinノードが自動的に配置設定されます。
先ほどのkyotaroさんの前編解説によるとSubsurface Skinノードと言うのは人肌に特化したSSSノードなんだそうです、なるほど・・・

550TY200.jpg

レンダリングオプションでSubsurface Scatteringにチェックを入れてレンダリングしています。
①がTY2オリジナルマテリアルのWacro、Add Skin Subsurface Scatteri...適用前、②が適用後です。
同じに見える・・・と最初思ったのですがよ~く見ると②の方が確かに皮膚の柔らか味が表現されているように見えるんですが如何な物でしょうか・・・唇の辺りが良く分かります。
kyotaroさんの後編解説を読むと最新のキャラマテリアルだと基本的な要素を残し他は削除してから設定すると言う事ですが、TY2はほとんどその基本的なノードだけ使われているので、この方法でも簡単に設定出来たのだと思います。
之はWacroを使った受動的な方法ですが、kyotaroさんの後編解説にはもっと能動的で汎用性のある方法が書かれているので試してみようと思います。

・・・・・・・・・・・・・

次にこれはPro2012だからと言う訳ではないですが前から作ってみたいと思っていたPoser用スカイドームです。
これもkyotaroさんのランタイム探索もうちょっと探索が大いに参考になりました。

難しかったのは之が本来の目的のVueによるスカイドーム用HDR画像の作成です。
やり方自体は以前にも紹介した下記ShadeHPで紹介されていますし何回か作ったこともあります。

Vue つまみ食い! Shadeユーザーのための連携講座 1

ただ単にVueでHDR用レンダするだけではスカイドームに貼ったとき不自然になりだめでした。
結局Vueの背景つくりでカメラの高さを1.5メートルから2メートル辺り(人の目の高さ)に置いて足元の周りが平坦な空間になるようなシーンを作って風景を作成すれば、比較的スカイドームに使いやすいHDRが出来るのではないかな、
と言うのが今の所の結論です。

そいう具合に造ったのが↓のHDR(之はブログ用に縮小しています)です。

b3Zi_SkyBall_04.jpg

之を実際スカイドームに貼り付けPoserに読み込み真ん中に鏡状にした球を置いてレンダしてみました。
球の配置やカメラ設定はkyotaroさんの前編解説に書いてある方法です。
但しIDLレンダではなくIBL AOレンダリングです。
IBLライト用の画像にも同じこのHDR画像を張っています。

550b3Zi_SkyBall_02.jpg

鏡球は影が付いているので地面の上に置いてあるように見えますが実際はスカイドームの真ん中辺りに浮いています。
PoserのGROUNDをマテリアルルームで影のみ受ける設定にして地面の影を付けています。
之がほぼ思い通りできたので(眠り姫TY2)に使ってみました。

・・・・・・・・
以下3Zi_SkyBall.zipの説明。
・・・・・・・・

結局スカイドームと言うのは面反転球体(半球)の事でした。
スカイドームについて書かれた記事ではないですがもうちょっと探索文中の
(面は内向きに、UVも内側から見た方向と一致するようにする。)
之ができたらスカイドームが出来るのは確かです。
これは面反転した球をUV展開し、そのUVを左右逆に張替え、球の向きを前後180度回転させPoserに読み込んで作りました。実際あいうえお・・・と書いたダミーのテクスチャを貼って内面から見たとき正常に表示されるか確認しました。
多分間違っていないと思うので出来た小道具を↓に置いてみます、尚、試験的に作ったものなので今後間違いや修正もあるかもしれません、その際はご容赦ください。
P8で造ったのでP8でももしかしてP7でも同じ事が出来ると思います。

3Zi_SkyBall.zip 

何でSkyDomeでなくSkyBallなのかというと文字通り球体だからです(^^;
残念ながら自作HDR画像は容量が大きすぎて添付できません、
Poser付属や既成のHDR画像を繋げて面白いことが出来るのではと思いまとめてみました。
色々実験してもらえたら幸いです。

試しにPoserPro2012に付属(PoserPro2012コンテンツ、デフォルトランタイムのTexturesフォルダの中のHDRVFXフォルダ内の)のHDRVFX_pond_01_v_002.hdrを使いました。
建物はHONYEさんの二階座敷です、PoserPro2012 IBL AOレンダしています。
カメラ焦点距離は20mmです。

550-3Zi_SkyBall-05.jpg

まずマテリアルルームで3Zi_SkyBallについているテスト用画像を別の(今回はHDRVFX_pond_01_v_002.hdr)に張替えます。

4803Zi_SkyBall_07.jpg


ついでに同じHDRI画像をライトのIBL用画像にも貼り無限光源を補助用に一灯使っています。
↓図のようにIBL Contrastは1.0にしています。

5503Zi_SkyBall_05-3.jpg

全体の配置としては↓こんな感じ。

5503Zi_SkyBall_06.jpg

・・・・・・・・

ちょこっと日記

この程先日の大垣市共催コンテストDigital Artist Contest 2012の賞品が届きました。
Shade 13 Professionalのサイドアップグレードを希望していました。

ShadeProfessional02.jpg

何しろこれでShadeのプロになりました、ソフトだけだけど。
プロバージョンだと今後のアップグレード代金も増えるし迷いましたがPro版を手に入れる千載一遇の機会だと思い決めました。
毎回Shadeのアップグレードの度に言っているようだけどソフトだけ良いのを持っていて使いこなせないのは恥ずかしいので何とか勉強して有効的に使えるようにしたいです。

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ついにproですね

shade-Pro獲得おめでとうございます。これでモデリングの
スピードと表現力が格段に上がる・・かもしれません。(^^);
うちのshade-basicはスカスカ動きません。そろそろパソコンの
買い替えを検討しなくてはならんようです。

SSSって3ds-maxなる高いソフトを使って写真のような人肌を
表現できるって評判になって、他のソフトにもその機能が搭載
されましたけど、効果のほどはあまりないようです。
ソフトのレンダリングの表現力が必要なようです。

はるさん、今晩は、

ソフトだけはProになれました(^^;
色々あってようやくインスしてトプリセットのシーンではありますがレンダしたり試すことが出来るようになりました。
幸い私のPCでは軽く動いています。
ただ表現力が上がるのはいつの日になることやら・・・
でも今までPro版でないと出来なくてもどかしく思っていたことが出来るようになったと思うと楽しみです。

sssとはそういう経緯で広まったのですね、初めて知りました。
ShadeではそれこそPro版でないと使えないそうです。
Poserのsssはまだ良く試していないですが、うまくいったらこの価格帯では大したコストパフォーマンスなんですね、
さて、PoserとShade、ほとんど同じ時期に新しくなってどちらから進めようか迷ってしまいます。

こんばんは(^^

お題、サクラ吹雪がとても効果的だと思いました。
この季節っぽいです。 何気に、こうきっちり目を閉じても違和感の無いキャラを目指していたり。(^^;

このIBLと絡めた球体背景、Poserでは余り見かけないな~。。と思ってました。
D|Sを勉強してた時知ったのですがUver Environment2というIBLライトがこのような球体Propを伴ってて同様の効果が得られる物で「Poserでもこういった物を出せば良いのに。。」と思ってました。
という事でおみやげを頂きました。 いろんなサイトにあるフリーのHDRIの画像を拾って来て試してみたいと思います。(^^

新しいソフト

こんばんは。
Kyotaroさんの解説は参考になりますね。私も時間ができたらPoser2012で新しくなったsssを試してみたいなと考えています。

私もDigital Artist Contest 2012の賞品として、Shade13へのアップグレード(Basic→Standard)をお願いしました。以前はなかったと思うのですが、今回は賞状や手紙も同梱されていて驚きました。ただ、modo601を購入したので暫くはそちらの操作を覚えるのに、集中したいなと考えています。

thattori43さん、こんにちは(^^

やっぱり日本の春と言えば桜、そして桜吹雪ですね。
また寒さがぶり返していかにも季節の変わり目と言った感じ成ってしまいましたが、気が付くと桜の花はいつのまにか咲き誇っていました。

ShadeだとIBLを背景設定しただけでそれがレンダ画像にも反映されます。
なのでわざわざこういう球体背景プロップはいらないのですがPoserではIBLがレンダされませんよね。
なのでPoserではこういうのは無理だと思っていました、なのでkyotaroさんのアイデアには驚きました。
IDLだと球体に貼り付けたHDR画像そのものが光源になりますが、IBLだとそうならないのでライトの方にも同じ画像を貼ってみました。
画像の方向などまだ謎な部分も有りますが実際やってみると上手いことIBLと球体画像がシンクロして反映されているようです。
DSだとUver Environment2と言うのが有るのですね、知らなかった。
私も過去取り貯めていたHDRをいろいろつないで試しています、面白いです。

銀狐(Ras)さん、こんにちは。

SSSはVueにはもうとっくにあるし試してもいたのですが今一効果が分からずにいました。
TY2で試してkyotaroさんの解説を読んでようやくこの辺りかなと見当が付きました。
鼻の穴の辺りが確かにソフトになっている感じがします。

私もこのコンテストでは始めて嬉し恥ずかし賞状を頂きました(^^;
絵で賞状をもらったのは小学生の頃の文部何とか賞以来です。
今回は前回ののも一緒に入っていました。
類さんによると以前ののはとても大きかったと言うことでそんなのが来たら置き場はどうしようと思っていましたが、今回は程よい大きさで良かったです。
modoはどういうソフトなのか良く知らないのですが、作成された絵は私の好みの画質ののが多いです。
なので興味はあるのですがもし手に入っても今のソフトで手一杯で使いこなせないかもしれません。
もし賞品の価格範囲に入っていたらmodoを希望したかもしれないけど。

こんばんは

「春眠暁を覚えず」のお題にぴったりの作品ですね~。気持ちよさそうです。私は最近歳のせいか(笑)、やたらと朝早く目が覚めて困ります。
それにしてもsannziさんが次々新しいことを会得されていく能力のすごいこと…!今回のスカイドームはかなりリアルな背景とライティングになるようですね。二階座敷のレンダはとても自然に見えます。POSER9日本語版の登場が秒読み段階のようなので、そのうち自分でも試してみたいですね。

niseisyaさん、今晩は(^^

私も随分早く起きるようになってしまったのですが、ぬくくて気持ちよい布団の中でもごもごしてしまってベットから抜け出せません(^^:

スカイドームは以前から興味があったのですがなかなか作るのに踏み出せずにいました。
kyotaroさんの記事が良いきっかけになりました。
本当をいうとHDRを使ったIBLレンダの効果も今まではっきり認識できないでいたのですが、それがこのSkyBallで背景画像でも表示できるようになり、おかげでしっかりIBLの効果が理解できるようになりました。
TY2の春眠暁を覚えずのほうは自前IBLですが二階座敷の方は本物のHDRI画像です、やっぱりリアリティーが違うなと思います。
このSkyBallはP8で作りました。
使用したHDRI画像はP9かPro2012でないと入っていないと思いますがフリーのHDRI画像など使うとP8、あるいはP7でも同じ事が出来ると思います。
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