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第12回和風展出展作のまとめ。



今月15日、無事第12回和風展の出展期間が終わりました(コメント投稿期間はまだ31日まで)。

会場は此方(https://img.forum3d.net/category/wafoo-ten/wafoo-12/



私は2点絵を出展、又、参加賞用にホオズキを作成しました。
今回はこの2作を中心に、普段不思議に思っている事、疑問に思っている事を、つらつらと書き連ねようと思います。
自分でも曖昧な想いでいる事をまとめる事で、今後の自分の絵造りの方向性を探ってみたいと言う試みで有ります。

読者の方からすれば良く分からない、或いはどうでも良い内容の可能性もあります。
なので、読み進めるのに興味を維持できそうな方だけでも読んでくださればと思います。

それではまず一点目、題名は(ほおずき人形)です。
(クリックで大きくなります。) (今回から記録用にpixivにも投稿しておく事にしました。)

1200HoozukiPrincess05.jpg

 
主な使用アイテム。
キャラクターはpinoさんの(babyfaceA4)です。
壷装束はhisayanさんです。
垣根は電脳箱庭はるさんです。
折り鶴と手桶は江戸暦HONEYさんです。
カタバミ・黒ホリ(3Zi_BlackHorizont)・ホオズキ(今回の参加賞用)は三次でした。
レンダリングはPoser11ProのSuperFlyです。


このホオズキは前回のブログで詳細に書きましたが、今回の参加賞用に作成したものです。
この絵はその中の、皮が開閉する実を造っている時、ふと浮かんだイメージを何とかまとめて絵にしました。
まず不思議とか疑問に思う事は、何処からそのふとしたイメージが湧いて出て来たかと言う事です。
しかし之は、心理学や脳科学系の情報番組や本等みておおよそ見当は付いていました。
普段忘れている古い記憶が、風呂に入ってリラックスしている時等に、無意識下で選別され結合して出て来るという事らしいです。
以前から良く知られた事例も有り、
ポール・マッカートニーは(イエスタディ)のメロディーを夢の中で聴き感激して譜面に起こしたそうです。
クラシック音楽では(悪魔のトリル)が似たような経過で作曲されていて、不思議だが本当だ系の本で読んだ事が有ります。
きっと今回のこの絵のイメージも、私の無意識が浮かび上がらせたものだと思われます。

なので不思議と言うより、疑問に思うのは、
こうして浮かんだアイデアは、軽く考えて良いものだろうかという事です。
今まで自分は、それらは白日夢の様な儚い物と思い、そこから何らかの意味を後付けしようとジタバタして、結局形に出来なかった事が何度か有りました。
でも今回は、今までの古い記憶や経験から産み出された物なら、それだけで何らかの意味が有るのではなかろうかと思いました。
例え自分でその意味や価値が分からなくてもです。

なので今回はなるべくそのふと浮かんだイメージを、そのまま形に残せるよう頑張ってみました。
最初に浮かんだイメージが平面的でなく、奥行きの有る3次元でだったので、いざ絵にしてみると、一枚絵では表現しきれない構図だったりして、修正もしていきました。
最初、絵の説明コメントで「月明かりの中、ホオズキ達は地面に降りて歩き回ります。」 と書こうと思っていたのですが、それは後付けです。
下手な説明で自分でも説明しきれないイメージを固定化したくなかったので「ふと浮かんだイメージを」云々と、唯それだけ書きました。
なので、展でこの絵を見た人が、少しでも不思議だとか、面白いとか、可愛いとか、綺麗だとか思ってもらえたら、自分としては有難い事なので有ります。



以下少しだけ技術的な事も。
今回も以前紹介した、黒ホリ(3Zi_BlackHorizont)を背景に使いました。
その際、黒ホリの床部分にだけ地面のテクスチャ画像を貼りました。
所が以前造った黒ホリだと、非常にテクスチャが貼りにくい事が分かりました。
そのUV展開図が以下の通りです。
b02BlackHorizont.jpg
之では非常に面倒だし、また画像も小さくなってしまいます。
そこで各面ごとに、全面に画像が貼れるようUV展開を造り変えました。
b04BlackHorizont.jpg
↑、なんかほぼ真っ白ですが、修正後のUV展開図です(^^;。
お陰で床面いっぱいに地面のテクスチャを貼る事が出来るようになったし、地面の画像も真四角な画像を用意するだけで済むので、随分楽に成りました。
b03BlackHorizont.jpg
折角作ったので、下に修正後の黒ホリ2(3Zi_BlackHorizont2)を置いておきます。
まるで奥の方までホオズキが並んでいるように誤魔化せて・・・じゃなくて見せ掛けられて便利でした。


黒ホリ2(3Zi_BlackHorizont2)のdownload。 




次は二作目(ほおずきの市)です。
今回は主に不思議に思っている事に付いて書こうと思います。
(クリックで大きくなります。)(此方も記録用にpixivに投稿しました。)

1200hoozuki_Festival10-2.png 

主な使用アイテム。
宝蔵門(第11回和風展参加賞、雷門より)・縁台・竹籠(ホオズキカゴに改造)・M3用半纏・股引・腹掛セット・大八車・HONEYさん
縁日の金魚すくいの屋台(ホオズキ屋台に改造)電脳箱庭はるさん
モダンガール(モガ)帽子・kyotaroさん
ホオズキ(第12回和風展参加賞)・モダンガール(モガ)ドレスは私三次でした。
レンダリングはVueです。



何が不思議かと言うと・・・。

去年のHONEYさんの参加賞が雷門で、私が作成した今年の参加賞がホオズキだったので、之はぜひ浅草寺ホオズキ市の絵にしなければと決めていました。
でもいざ造ろうとなると、之と言って(ほおずき人形)の様なアイデアは浮かびません。
潜在意識は気まぐれで、なにかアイデアを浮かべておくれと願っても、そうそう都合良く聴いてはくれませんです。
作成を始めたのが展が始まった5月1日です、待っていてはとても間に合いません。
そこで単なる風景画にしようと決めました。
でも風景写真と違って単にアイテムを並べただけでは、何ともつまらない絵に成ってしまいます。
そこで想ったのが普段不思議に思っている事でした。

時々散歩している時、遠くの山並みや湧き上がる雲などに圧倒的美しさを感じる事が有ります。
似たような感覚をデパートのギャラリーのターナー絵画展を観た時も感じました。
そんな時、何故そのような風景や風景画に美を感じてしまうのだろうと不思議に思っていた訳です。
美人を見た時ならともかく(^^;。
そこで、そのような美を感じさせる風景画が出来たら参加作にしても良いのではと思った訳です。

そこで主にターナーの絵画を参考にする事にしました。
と言ってもとても真似など出来ません、まあ、ターナーはほおずき市の絵など描いていませんし。
ターナーの絵画をつらつら観察すると光の使い方に鍵が有るのではと思い、それを方向性として取り入れてみる事にしました。
まず絵の時刻から決めました。
やはり真昼間より朝や夕方の方が光を特徴的に扱えると思いました。
で、朝か夕かと言うと、夕方は客がひしめき合って、とても自分の技量では扱えそうも有りません。
と言う切実な問題が有り、朝に決めました。
それとは別に、自分は遠い昔、一時浅草寺裏手で暮らしていた事が有り、浅草寺の薄っすらと覚えている記憶の中で、一番印象に残っているのが境内の朝の風景でした。
あのまだ観光客もいない静寂な雰囲気なら、何とか表現出来るかもと思った事も有りました。

そこから想像を膨らませて、職人さんが朝、ほおずき市の準備をしている風景にする事にしました。
実際のホオズキ市では女性の売子さんが職人半纏を着て働いているようですが、ちょうどHONEYさんの男性職人衣装が有ったので、男性にしました。
まあ、売子でなく朝の支度なら男性でも不自然でないかもと思いました、実際は違うと思います(^^;。

不思議に思っていた事は此処までにして、
さてシーンを構成するのに大きな難問が二つありました。
まず一つはホオズキ屋台をどうするか、とても自分では作れそうも有りません。
だがしかし、日本の風景で困った時の電脳箱庭(^^。
はるさんの屋台シリーズが有りました。
その中で一番しっくりきそうな金魚すくい屋台を改造しました、と言っても中身を抜いて文字を修正しただけでしたが。
ホオズキ屋台用に作成された物ではないので、本物と違いは有ると思いますが、そんなに違和感は無いのではないでしょうか。

さて次に問題に成ったのはホオズキカゴをどうするかで有りまして、ホオズキ市では持っ手の付いたカゴに入れて売られているから、カゴが無いと流石に不自然です。
之も困った時のHONEYさん(#^.^#)。
ちゃんと江戸暦に竹籠が用意されていました。
それをグニグニと力業で修正、ホオズキカゴに近づけました。
アップでは違いが分かりますが、今回の絵の場合ノープロブレム、全く問題は有りません。
お陰で無事作成する事が出来ました。
bhoozuki_maturi02.jpg
我ながら良く出来たなと、ちょっと自慢したいです(^^。

之は展示会アップ後に絵を見て気に成ったのですが、
右側で立っている女性は私のモダンガール(モガ)ドレスを着ています。
私が作った衣装の内、一番好きだったからと、何となく絵の雰囲気に合うような気がして。
でもこの衣装、1920年代衣装なのでありまして、もし衣装にシーンを合わせるとなると、ほおずき屋台の文字を左からでなく右並びに書くのが正解だったのではなかろうかとか。
また屋台に電球が設えて有りますが、この時代電球は既に有ったのかなとか。
まあ、衣装は現代でもモガ衣装が好きで着ている人もいるし、自分を許す事にしました、自分に大甘であります。





後書き・・・
文章を書きなれていないものですから、他の方が読んだら何とも取り留めの無い内容だったかもしれません。
やっぱり文章を書く技術とか有るのだと思います、もし、そう言う技術を持った方が書いたら、同じ内容をもっと適切に解り良く、文字数も半分くらいに圧縮出来たとおもいます。
とは言え自分としては今後の方向性を有る程度決める事が出来て良かったと思っています。
一つはふと浮かんだアイデア(インスピレーション)でも大切にする事、
一つはただの風景画でも感動を表現できる絵作りを目指す事、
です。
以前は何も考えなくても次々絵造りしたいという意欲が湧いて来ました。
この頃、めっきりそういう事が減って来てしまいました、でもまだ続けたい、その打開策に成ればと期待しています。

今回は書きませんでしたが、此処のもう一つの柱であるモデリングですが。
和風展でマスコット動物のマメコロとKOROを使っていただいた絵が多数有りました。
之は全く予想外でしたが、自分としてはやはり嬉しかった。
此処はお調子に乗って、新しいマスコット動物を造ってみようと構想中です。

テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

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