デザインの研究中?

昨日、前回書いたマークデザインのコンペに参加してみました。→「Shade杯 公開コンペティション 雑誌シンボルマークコンテスト」
大層な題名のブログ記事ですが、こういうコンペに参加するのは最初なのでまずデザインとは何か、から調べ始めました。
実は以前からデザインとしての絵とはどういうものか興味があり南雲治嘉さんという方の(視覚表現―コンピュータ時代のベーシックデザイン)という著書を読んでみたいと思っていました。
もう18年くらい前に出版された本ですが、全く門外漢の私の目にも触れていて意識に残っていたくらいだから、それだけの内容のある本ではないかと思っています。
いわゆるマークの作り方とかいうハウツーものではなく現代デザインの歴史や基礎から書かれている論文みたいな趣のある本です。
決して古書で安く手に入ったからという理由ではありません(^^;;;

以下に書く事はまだほとんど素読の段階で受け売りの感アリのうえ、勘違いしている部分もあるかもしれません、
それを前提で読んでいただくとありがたいです。

まだ一通り読み終えたばかりですが一番興味のあったデザイナーとはどんな人、学校ではどういう事を学んだの、というような事は大体分かりました。
大きく捉えるとデザイナー=コミュニケーションのプロ、という事です。
例えば仕事の一部として、ある商品があった場合、その良さを消費者に如何に的確に効果的に伝えるか、企業から請け負って行うのがその一例です。
確かにそう思うとコミニュケーションが仕事とというのもうなずけます。

普段自分が趣味で作っているCG絵は自分の好きな事等をいかに形にして表現するかという自己表現の世界です。
自分がどれだけ満足できるかというのがまず第一で、それがもし閲覧者にも受け入れて貰えればとても幸いという世界です。
もし受け入れてもらえなければ仕方の無いことというか。
芸術の場合、画家はもっと徹底して自己表現しているのでゴッホのように一生絵が売れないということもあるそうです。
芸術としての絵はそうしたものだというような事がこの本に書かれていました。
自分の絵を芸術と思った事はありませんが、この本を読んでこのような事を思うよになりました。
コンペが終わったらもっとそういう意識を持って絵作りやモデリングしてみようかな等と思ったり・・・

しかしデザインの場合、他者のメッセージを的確に他者に伝えるコミニュケーションの助けとなる絵を作成するのが大切。
デザイナーではない自分としてはそこまで考えると難しくなってしまいますが、雑誌の構成を受け持つデザイナーが使う素材としてのシンボルマークを作ると考えて気楽に発想し作っていくことにしました。

ちなみにシンボルマークの概念も書かれていました。
(あるものの精神や思想、性格を総合的に象徴するもの)
だそうです、なるほど・・・・・

・・・・・・・・

というようなことを考慮して作成したのが(シルエット+MONOQLO)です。

550Silhouette_MQ_08.jpg

雑誌のシンボルマークマークという事で、大きく表示されても小さく表示されても女性像が分かり易いようにシルエットにしました。
切り絵とか影絵が以前より好きだった事もあり切り絵的な絵だとマークにも使えるかもと考えました。
まず最初にどういうポーズを取らせるかアイデアを練る為にPoserに女性フィギュアを読み込んでポーズを取らせてみました。
この時はどういう絵にするか、薄ぼんやりとイメージがある程度でした。

550MQ01.jpg

と↑のポーズを取らせた時、ブーツでQの字というのを思いつきました。
Poserはこういうアイデア発想の手段としても使うというのを以前見たように思いますが今回初めて実感しました。
フィギュアにmamoさんの衣装とMAYAさんのポニーテールを付けそのままIllustratorの下絵にも使うことにしました。
Shadeに読み込んで立体化しやすいようにしたりある程度自分の好みで体型を変えたりしています。
この辺はミュシャ中原淳一画伯の少女像をIllustratorで模写した事があったのである程度自信がありました。


この絵はそのPoserフィギュアを下絵にしてIllustratorで描いた女性のシルエット輪郭と、MONOQRの表紙を参考にレタリング(文字をデザインして描くこと)したロゴのペジェ曲線をShadeにインポートし立体化しましたものです。
こんな感じ↓

550MQ02.jpg
550MQ03.jpg


右がIllustratorのペジェ曲線で描いた線画で、左がShadeに読み込んで立体化したものです。
女性像の方も立体化しているのですがこの大きさではBの方がわかりよいですね。
Bのペジェ曲線はこれで良いのかと思われるかもしれませんが、一筆書きの要領で描かないとShadeに読み込んだ時、穴が塞がって少しばかり面倒なことになります、それでもやりようはあるのだけど・・・
又、Shadeに読み込むペジェ曲線は始点と終点を開けておくという原則があります、不思議なことにShadeに読み込むと開けておいた所は閉じられてしっかりBの字になります。
実はShadeのフォントを立体化するテキストエフェクタを使えばもっと簡単にあっさりできるのですが、ピッタリのフォントがなくIllustratorでレタリングしました。

この立体化にはKyotaroさんが流転四界ぶろぐで紹介されていた「掃引 円...」を使う方法を利用しました、知っていて助かりました。
なんでもShadeでは縁取りの基本なんだそうですが全くそのとおりでした、今までペジェ曲線で持ち込んだデータを立体化するとき、どんなに苦労していたことか・・・
園田浩二のShade教室というので園田浩二さんも違う例えで解説されていました。
今後もShadeをシンボルマークに限らずを使っていきたいので、時間は掛かりますがこういう解説ビデオも見ておいたほうが良いかなと思っています。

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おっしゃれ~~

artist side 見てきました♪
日々新しいことに挑戦されている Sannzi さんには、もう足を向けて眠れませんw
シンボルマークって単純なだけに奥深いものがありますよね。国際標準のシンボルマークって案外日本のものも少なくないらしいですよ。まぁ、金にならないところでしか国際標準を取れないってのも困りものですが・・・

NooNさん、こんにちは(^^

私自身は普段オシャレとは程遠いので、おっしゃれ~~、というコメントが一番嬉しいです(^^
狙っていた部分が理解してもらえていたと分かってほっとするというか。

もう趣味でやっている事なのでそんなに立派な事をしているわけではありません、なので足でもおし・・・いえその何でも向けて寝てくださいませ~~

NOONさんだと印象的にデザイン関係でも詳しそうですよね、
(国際標準のシンボルマーク)という言葉を初めて聞いたので調べてみたらよく知っているのや知らないのやたくさん出てきました。
とても参考になります。
ただのシンボルマークで調べた時より良く理解できたように思います、やっぱり言葉が理解できない人にも分からせる工夫がされているからかもしれいですね。
良いことを聞きました有難うございます。

おお! これはクール!

ブーツを使ってQという文字がいいですね!

入賞祈ってますね!

Fujikoさん、こんばんは(^^

ブーツでQはV4にポーズを取らせながらどういうポーズにしようと模索しているときふと思いつきました。
Poserやっていて良かったです。
まだコンペは続きますので違うアイデアで応募してみたいと思っています。
応援有難うございます(^^

力作

コンテスト作品拝見しました。女性のシルエットが印象的です。
足がQの字の一部になっているのがすばらしいです。

今回のコンテストは参加する人がいるのかな・・と思ったのですが
なかなか盛況であります。デザインって発想力の勝負でありまして
やはり若い人の方が斬新なアイデアを出しているような気がします。

はるさんこんばんは(^^

実は昨年大掃除した時、子供の頃描いた影絵が出てきまして、それが男の子と女の子が顔を見合わせたシルエットで描かれていました。
それをふと思い出してシルエットにしたらマークでも使えるかもと思いつきました。
ちなみにその女の子はポニーテールで描かれていました。
足のQの字はPoserでポーズを考えているとき思いついたのでPoserが強い味方をしてくれたようなものです。

もうすでに何作も投稿されている方もいますが、私にはあのスピードで出せる器量はないですね。
確かにスピードや発想力を考えると私もとっくにコンテストは諦めねばなりません(^^;
でもそれは忘れてじっくりアイデアを練って完成度も高めて次回も投稿したいです。
今その先立つアイデアを考慮中です。

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○○さん、いらっしゃいませ(^^

なんと南雲治嘉先生の教え子でいらっしゃいましたか。
このようなささやかなブログ記事でも繋がりができてしまうとは、やっぱり相当デザイン教育で影響のある方だったのですね。
私のような門外漢でもとてもわかりよい解説で助かってます。
他のデザイン論の本も目を通してみたのですが何が書いてあるのか理解できないのが多かったので。
私も本コンペに限らず参考にして頑張ってみます。

あ!此方こそコメントいただき感謝します、コンペ続ける励みにもなりました。
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